男性が脱毛を決意するまで

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女性の目線と脱毛の決意

毛深いということは、罪なのかと考えることがあります。
人の目線が気になるようなこともなかったころが懐かしいというのは、冗談でも何でもありません。
本当にそんな時期が懐かしいのです。
毛深いがゆえに、人から敬遠され、辛い思いをしなければいけない。
そんなことから抜け出したかったのです。

脱毛なんか考えてなかった時期

脱毛を考えるようになったのは、実は最近ではありません。
自分が毛深いということはよくわかっていました。
それこそ、同僚とゴルフにでも行き、風呂でも入れば嫌でも比べることになるでしょう。
自分がクマのように体毛が濃いことは、自分のことですからよくわかっていたのです。
脱毛したら、少しすっきりするんだろうか、そんな考えだったのは確かですが、本気で脱毛することを考えていたとは言えないのかもしれません。
それが、大きな転機になったのは、やはり同僚の一言でした。
ただし、男ではなく、女性の目線からの一言だったのです。

首元から見えた胸毛

ワイシャツでもまくろうものなら、腕の毛も濃いので、周りの人も知っていたはずです。
それが忘年会の時、あまりに堅苦しい格好も何だろうということで、ネクタイをとり、首のボタンをはずして飲み始めました。
そうしたら、周りにいた女性の同僚の目線が首元にきていることに気がついたのです。
何かおかしなことでもあったのかなと思っていたら、胸毛が見えていることに、自分だけ気がついていませんでした。
そう、胸毛もかなりびっしり生えており、首元近くまで見えるのです。
ネクタイをしていると気がつかないものですが、ボタンをはずしたので、一部見えてしまいました。
ただそれだけのことなのですが、女性たちからすれば、それはもう異質なものなのでしょう。
周りからこそこそと私のことが話のネタになってきていることに気がつくのは、そんなに時間はいりませんでした。

人生の落胆と脱毛の決意

あまりにショックだったことは言うまでもありません。
そんな奇異な目で見られたことがショックでした。
女性と付き合ったことがないわけでもなく、別にそこまで言われたこともなかったのです。
ですが、他の女性から見れば、あまりに体毛が濃い私は、異常なもののように映ったのでしょう。
もうそんな目線には耐えられない。
そりゃそうでしょう。
ワイシャツを着ていても、ジャケットを着ていても、そんな目で見られている感じがするのです。
もう脱毛するしかない。
そう考えるのには、時間などかかりませんでした。